『傘をさす』という行為が好きだ。
2019/06/15
傘をさす、という行為が最高に好きなんです。
傘の歴史は4000年ほどあるらしく、古くはエジプトなどで使われていたそうです。
本体の開閉はできなかったもの、昔から同じような形をしていました。
恐らく将来も永遠と変わることはないでしょう。
そう、この古来から人間に寄り添う傘という存在が好きなのです!!
過去の人生で同じように好きだと話してくれたのはツイッターで知り合った名も知らぬ一人だけでした……。
なので、まだ見ぬ同士と巡り合えるよう、魅力をプレゼンしようと思います。
デザインや色合いがキャラクター性を表現している。
人が傘をさす姿を想像すると、必ずその人やキャラクターに合う姿を想像すると思います。
そう、傘は現在においてファッションの延長線上に存在する物なのです!
例えばこの女の子、冷たい表情と見えますが傘の柄が水玉です。
イラストではこの子のクールな一面だけ見えるようですが、水玉の傘が可愛らしい物も好むのだろうといった一面も垣間見ることができます。
頭の花柄のバンダナやうすピンクの鞄はおしゃれの一環に含まれることもあるでしょう。しかし、水玉傘は違います、間違いなく「可愛い」に分類されるアイテムです。
この子も晴れた日には友達と笑顔で笑い合っていることでしょう♪
逆にこの子の場合、シンプルなビニール傘のおかげで、雨の中夜の海辺で佇む女の子の力強さが伝わってきます。
傘越しに海岸線の明かりが揺らめき哀愁を漂わせます。
また、肩で支えている傘からこの場に佇んでいる様子も見れて取れます。傘一つでとても奥深い作品に仕上がっていると思います。
これが可愛らしかったり、単純に赤の傘でも印象はまるで違った形になるでしょう!
傘のさし方から世界が見える
傘の差し方一つで……
と思う方もいるかもしれませんが、実は人の傘の差し方は皆同じようなものなのです。
地面に対して支柱を垂直になるようにさしている方が多いのがお分かり頂けますでしょうか?
実はただ街中を歩いているとき、肩で支えるようにさしている人はほとんどいません。
移動を考えた時に重さと歩く振動で傘が揺れて邪魔なのです。
逆に傘をさしている人が肩で支えるときはどんな時でしょう。
先程とは逆、移動していない時やゆっくり歩いているときです。
友達と仲良く話をしているときや観光で街を眺めて居る時、人を待っているときなどです。
ほら、これだけでも傘をさす人を見るのが楽しくなってきませんか?
現在の傘は雨を避ける、という意味合いで使われる事がもっとも多いでしょう。
しかし、傘を揺らしたり傘をずらして空を見上げたり、たたんだ傘を振ったりと、こういった雨を避けることとは違うわずかな動作は傘をさす本人の気持ちが表れているように僕は感じます。
そう、気持ちの高まりや楽しさを表しているように思えます!
彼女はどういった気持で星をすくおうとしたのでしょう……
そこには彼女なりの明るい気持ちがあったに違いありません。
雨がやみ、満天の星空が足元に広がった世界。きっと手が届くような距離に星が感じられたことでしょう。
膝をそろえてスッと傘を差し込むときに、凛とした表情の奥には気持ちの高まりがあったことでしょう!
大好きな傘を描くイラストレーター「げみ」
さて、少し傘をさす事の魅力が伝わりましたでしょうか?
ここでは僕が最高だと思う一人のイラストレーターをご紹介します。
名前を「げみ」さんといい、雨やイラストに広がる世界観を繊細なタッチで描く最高のイラストレーターさんです。
今回の傘をさす魅力をお伝えする為に2枚イラストをピクシブより引用させてもらっています。
本当に最高で、少しでも気になる方は是非覗いてみてもらいたい方です!
もちろん傘を扱わない作品もとても良い物ばかりで、毎作品ごとに引き込まれてしまいます。
この記事を通して少しでもみなさんに傘をさす事の魅力が伝わればいいなと思います。
なにせなかなか理解できないようなジャンルらしいので……笑
それではまた!