【1000円カット】地元のさびれた床屋に行ってみた.
こんにちは、神田です。
先日髪がだいぶ長くなってきたので、どうせ切るなら行った事のないお店にしようと
地元のおじいちゃんおばあちゃんに愛されている(?)笑 昔ながらのお店に行きました。
今回行ってみたお店は自分の父親が通っているらしく、地元の駅から見下ろす形で見えてました。
お店がある場所は普段はいかない通りでしたが、線路沿いにあるという事と、理髪店おなじみの赤と青のくるくる?笑 があったのですぐにわかりました。
僕は被っていたハットを脱ぎ、前髪をかきあげて、この長髪に別れを告げ
友人に見つかるとどこか恥ずかしいので、あたりを見回し、深呼吸して
いざ、中へ!!
中に入るとソファーが二つにデザインがてんでバラバラの椅子が3つ。コの字型に並んでました。
既におじさんが二人先に順番を待っており、こちらをチラリと見て、再び手元の新聞に視線を戻しました。
この段階からどこか自分が場違いな気がしてきました。
席に着くとやけに店員のおじいちゃんが僕を見てきます。
なんでいるの?ばりに見てきます 笑
僕の持論ですが、恥ずかしがるから恥ずかしくなると思っています。
だいたいの場所では堂々としていれば意外となんてことないものです。
待合スペースの席に着き、何の気なしにふと窓の外を見ると
ホームで電車待ちをしている人の姿をバッチリ確認できます。
ここにきて、顔が熱くなってくるのが自分でもわかりました。
やばい、知り合いに会いたくない……。
僕はハットを深くかぶり直し顔を伏せました。
しばらくそのまま顔を伏せ、じんわりとかいてきた汗に耐え
早く呼ばれることを祈っていました。
待ち時間は信じられない程長く感じ、ようやく呼ばれるた頃にはひどい手汗でした。笑
歩くのもおぼつかないようなおじいちゃんに連れられ、窓からも遠い一番奥の席に着きました。
美容師の皆さんは八百屋さんで談笑をしていそうなおばちゃん達ばかり・・・・・・。
もちろん、僕の髪を切るのもそんな方でした。
どんなふうにするかと聞かれ、さっぱりと短めにし、前髪は流すようにお願いしました。
美容師「前髪は短くしてあげますか?流す感じにしますか?」
僕「流す感じで」
これが実際になされた会話です。
僕は髪を切ってもらうときにどこを見ていいかわからなくなってくるため、目をつむります。
おじちゃんおばちゃんの店とはいえ、そこはプロ。僕はどこか安心した気持ちで目をつむっていました。
15分後、僕が目を開けると、そこには
七三分けの自分の姿がありました。
僕は自分の七三姿を見て、軽くひきつった頬をにんまりとした笑顔にすり替え
笑顔ですぐにハットをかぶりました。
そして急いて会計を済ませます。
そそくさと店を出て思ったのは
それぞれには見合った店がある・・・・・・
という事でした。
髪型にもセンスや流行があるから、僕はきちんと若い人をターゲットにしている美容室に行かなければと痛感しました。
ちなみに、家に帰ると家族に思いっきり笑われました・・・・・・