ラグビーの五郎丸に見る、途絶えてしまった苗字
2016/03/22
こんにちは、神田です!
皆さんはご自分が名乗っている苗字のルーツをご存知ですか?
苗字は、はるか昔平安時代に貴族が名乗りはじめ、鎌倉時代には武士が、そして室町時代には庶民が名乗っていたそうです。
室町時代と言えば足利尊氏が1338年に征夷大将軍に補任されてから幕府を開き、15代将軍義昭が1573年に織田信長によって京都から追放されるまでの237年間の期間です。
皆さんが普段名乗っている苗字はさかのぼれば4-500年近く歴史があるみたいです!!
最近はラグビーの五郎丸選手が人気になり、テレビやマスコミに引っ張りだこです。
そんな中、五郎丸なんて苗字初めて聞いた、なんて方も多いのでは?
僕ももちろん五郎丸はてっきり名前だとばかり感じていました。
五郎丸という苗字の人は全国で何人くらいいるのか
「苗字由来.net」にて調べてみると全国で990人。990人もいるのか!
きっと全国の980人近くの「五郎丸」さんは生まれて初めて親戚意外と苗字が被る経験をしたんじゃないでしょうか
ここで一つ疑問が出てきます。
・・・・・・五郎丸がいるのなら、一郎丸、二郎丸もいるのだろうか?
また再び「苗字.net」で調べてみます。
一郎丸 50人
二郎丸 70人
三郎丸 150人
四郎丸 180人
五郎丸 990人
六郎丸 10人
七郎丸 20人
八郎丸 ― ― ― ―
九郎丸 90人
十郎丸 ― ― ― ―
となりました。やっぱりいましたねー、○○郎丸のみなさん。
でも八郎丸と十郎丸はデータには引っかかりませんでした。
六郎丸の10人まで引っかかるほど精度が優れているのなら八郎丸さんと十郎丸さんは存在していないのかもしれないですね。
・・・・・・昔はいたのかな?
もしや、途絶えて消滅した苗字?
六郎丸の10人も子供から大人までの集計だろうから、このわずかながらの数世帯の子供たちがみんな女性だったのなら
六郎丸の苗字を名乗る人はいずれいなくなる・・・・・・?
考えたことはなかったけれど、無くなって消滅した苗字というのもあるのならば
世の中の苗字は増えることはないし、占有率は変わるにしても種類は新たには増えないから
年数を追うごとに苗字の数は減っていき
日本の苗字は数えるほどに・・・・・・
・・・・・・佐藤大帝国?笑
自分の苗字が古くからある珍しい苗字だときっと家を継ぐという形になるんですね。
稼業を継ぐではなく、本来の意味で「家を継ぐ」ことに。
結婚の際に籍を入れると苗字も変わりますので、自分たちの意思だけではなく、様々な方面に配慮する必要が出てきそうですね。
それも、父親の壁はきっと厚いと思います(笑)
逆に苗字が増えることはないのかと調べたところ
外国の方が日本に帰化した際には自分で苗字がつけられるので、そういったところで苗字が増えることもあるそうです。
毎日意識せずに使ってる苗字というのも、考えてみると面白いですねー